2011年8月16日火曜日

こんなのを発見!〜核爆発の総数を視覚的に見ると〜

8月6日広島、8月9日長崎の原爆忌、そして8月15日の敗戦記念日も過ぎました。そして今年は3.11の大震災とTEPCO FUKUSHIMA災害。

爆弾とエネルギーとしての原子力とは同一視してはならないという議論もありますが、例えばノーベルが発明したダイナマイトと原子力技術とは、制御性の難易度や影響の度合いが全く異質なものでしょう。

今回のTEPCO FUKUSHIMAばかりでなく、スリーマイル事故、チェルノブイリ事故でも明らかなように、原子力エネルギー技術は一旦破綻するととんでもない災害を引き起こし、超長期にわたって甚大な影響を与えます。

破綻を起こさないようにすればいいと云う人もいるかも知れませんが、残念ながら破綻のないシステムは今までもありませんし、今後もあり得ないでしょう。何故なら、劣化しない物はなく、間違いを起こさない人間もいないからです。何の技術であれ、「完全なものはこの世にはあり得ない」と言わざるをえません。

未だに原子力発電を継続維持したがっている人々もいるようです。それは単に損得勘定から維持したいだけでは?と私は考えています。人の命の勘定より、業界もしくは己の益の維持にあるとしか思えないからです。

電力不足や産業界のエネルギー確保が盛んに喧伝されていますが、これもどこまでが真実なのか、かなり疑わしい。

ちょっと「見出し」のテーマからは外れてしまいましたが、この核爆発、もしくは核実験の歴史をこうして視覚化してみると、どれほどの核物質がこの地球上にばらまかれたのか、よく分かります。その先導役は、またしてもUSAなのですね。


A Time-Lapse Map of Every Nuclear Explosion Since 1945 - by Isao Hashimoto

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