2006年8月4日金曜日

夏の夕暮れ



ジリジリと照りつける陽射しがようやく陰り、肌にあたる空気も和らぐ中をゆっくりと歩いてみる。空を見上げると沈みかけの太陽が紅く空を染める。夏はこの時間が好きだ。子供の頃、染まった空に浮かぶ雲を見て、海を想像したものだった。どうして海だったのか。家族の恒例だった海行きを楽しみにしていたせいだろうか。

 昼日中(ひるひなか)は屋敷林や街路樹から降り注いでいた蝉時雨も、この時間ともなれば忙(せわ)しさも消え、ニイニイゼミの鳴き疲れてくぐもった声だけが響いている。ただ歩くには良い時間だった。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

詩人だわ!ポエムだわ!
この情景の中をお散歩しているオジサマはさぞかし、ステキなんだろうなぁ?と、勝手に妄想w
でも、きっと現実は・・・シ~ラネw

こちらは、今日も猛暑!
体感温度は39度はあったような・・・
マンハッタンは40度以上じゃないかな?
この辺りは停電にならなかったのが、マジで嬉しい!

kurohyge さんのコメント...

>みささん
そそっw 知らぬが仏ってありますからねww

世界中、至る所で今までなかったような気象が起きてますね。
まぁ、これも地球上に「ホモサピエンス」が登場した結果なのかも?
次の停電はそこら辺りかも?ww(チガッw)