2006年8月4日金曜日

涼感

 暑い日はエアコンが効いた部屋より、水の流れに涼を求めたいものだ。それで今日の画は、その水の流れを。

 オシム監督が来たるトリニダード・トバコ戦に向け、代表招集の13人を発表した。さてさて、どんなチーム編成をしてくれるのだろうか。楽しみだ。記者達からの質問に対する答え方が私には本当に興味深い。
代表監督発表時には、

――W杯で失った自信をどう取り戻すか。

 「逆に質問したい。期待があったから失望があった。現実を見なければならない。楽観的になれる根拠があったのだろうか。能力以上のことを期待すると失望ということになる」 (asahi.comより)

確かに、「然り!」である。そして今回は

――トリニダード・トバゴ戦の位置づけは?

 「それはあなた方がどう見るかだ。日本が勝つのが確実で、どう勝つかが問題だと考える人がいれば、それは間違っている。負けた場合、あの監督はダメだという意見がすぐに出てくるだろうが、W杯に出たチームで楽に勝てるチームは一つもない」(asahi.comより)

「なるほど」と納得のいく回答ばかりである。監督の頭脳の明晰さが良く表れている。ますます次期チームがどんな姿を見せ、オシム監督がどんな意識付けをし、采配をするのか期待してしまう。

0 件のコメント: