2008年12月21日日曜日

もう、経済も政治の仕組みも変える潮時

この恐慌によって輸出型の産業、とくに自動車関連の収益悪化が急激に進んでいるというニュースが毎日続いています。つい数ヶ月前まで、「販売台数世界一か」と言われていたトヨタの営業損益予想が通期で単体赤字に転落しそうだそうですね。トヨタがこうなのですから、他の自動車メーカーは推して知るべしでしょう。

人間の気分を数学化するかのような金融工学で編み出された経済手法が、ものの見事に人の気分に敗れ去ったというのが、今回のサブプライムを端緒に始まった恐慌と言えるような気がします。

異性の気持ちすら理解出来ないヒトなのですから、それらの集合体の気分など推し量ることなど所詮無理なのですね。

ところで、外需が駄目だから、内需主導へと財政誘導する様子ですが、また列島改造計画のような土木建築主体の公共事業主導にするつもりじゃ、まさかありませんよね?

もうそろそろ国が各地域の計画まで細かに管理するような仕組みは廃止した方がいいのでは?と思います。地域のことは地域の裁量でお金を使う。つまり国家本位じゃなく、地方本位へ税制を変える時期なのでしょう。三割自治ではなく、8割自治ですね。後の2割で国の仕事をすればいい。

国家は外交と国防、あと地域行政単位の最低限のコーディネートをする。それだけで結構と言いたいですね。そうすれば国家公務員も今の数十分の一で済むし、国会議員も半分、いやそれ以下で良いような気がします。

そんなこんなを徒然に考えた夜でした。



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