2008年12月26日金曜日

全国学力調査

全国学力テストで地域別成績の開示を巡って、様々な議論が起きていますね。議論だけでなく、秋田県は全面開示しました。

この全国学力・学習状況調査というのは、あの日教組攻撃更迭された中山前国土交通相が、04年文科相の時に導入した「いわくつき」の取り組みです。

「いわく付き」というのは、調査の意義について、学力の高低が日教組の力の強弱と相関しているとみなして、彼自身がその検証をも目的にして導入決定経過を語っているからです。朝日新聞は組織率と学力の高低で、その相関は見られなかったと記事にしています。中山氏は組織率が力と同一ではない言ったものの、反証出来る根拠は示していません。このように偏りのある大臣決定により導入されたのが学力調査でした。

そういう調査ではありますが、その結果の詳細を私たちが知ることが出来ないというのは、どうなんでしょうか?それを地域に返し、地域が独自に検証し、実情に応じた対応を考えていく必要があるのでは?、形骸化した教育委員会がもっと責任を果たす必要もあるのでは?、と私は思うのですが。

ただ、学力が高いからと言って、人間力があるとは私は考えていません。学力がないより、ある方が良いだろうという程度です。



単純に全国平均以上、以下の数字だけ見ても、何の意味もありません。

今宵はこれにて。

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