2008年12月14日日曜日

PC、ネットのセキュリティーについて

今日は少し趣を変えて、PCのセキュリティー(安全保護対策)について考えてみようと思います。

多く方々は防御対策なしにPCやネットを利用している事はないと思います。
最低限の処置として、WindowsUpdate(毎月第2水曜日更新発行@日本)とファイヤーウォールとアンチウィルスソフトは利用されているはずですよね。
この3つをまだ利用していないとすれば、それは在宅時はもちろん、外出時も家の窓、扉を開け放して、丸裸状態にしているのと同じ事ですからね。空き巣も強盗も、どうぞいらっしゃい状態と言うことですものね。


でも、セキュリティーソフトと言っても、たくさん出ていて、選択に迷うことはないですか?
どれも同じでしょって? ところが性能は同じではないんですよねぇ。
私もかつては(十数年前)そう思っていました。有名なところのものであれば、違いはないだろうと。
しかし、その期待は見事に砕かれたのです。
何と、最も有名なN社のソフトを入れていて、当然更新も常に最新状態にしていたにもかかわらず、ウィルスにやられたことがあったのです。


それ以来、いくつかのアンチウィルスソフトを試した結果、最も優れていると確信したのは、ESETNOD32でした。
これは当時アンチウィルスソフトだけの単体でしたが、動作の軽さ、ウィルス検知、駆除能力は、他を引き離していました。
現在はESET Smart Securityというアンチウィルスソフトとファイヤーウォールがセットになったものとして出ています。
迷っている方がいたら、私なら迷わずこれをお薦めします。


また、PC進入型不正プログラムはウィルスの他にも、様々あるのが現実です。
ワーム、スパイウェア(PC内の情報を収集、自動送信)、悪質なアドウェア(広告を勝手に表示する)等々です。
これらの不正プログラムは、アンチウィルスソフトでも検知、削除出来るものも多くなってきていますが、出来れば専用ソフトを利用することをお薦めします。何故なら、ウィルスとアドウェア、スパイウェアでは動作が違いますし、アドウェア、スパイウェアについては、専用ソフトの方がカバーする種類も多いと思うからです。
私は、Ad-AwareSpybot Search&Destroyの二つを使っています。どちらも無料で使えます。


さて、最低限の防御をしましたが、もうこれで安全かというと、なかなかそうはいかないんですよねぇ。
その他にも不正なプログラムはネットのいたるところに仕掛けられていたりします。
例えば、フィッシングサイト(phishing site)が有名でしょう。正規のサイトを装って、実はクレジットカードの情報やネット銀行などのIDやパスワードを収集している偽物のサイトです。
最新のWebブラウザは、そうした詐欺サイトでは警告を出すようになってきていますが、アクセスしたサイトのURLが真正なものか、確かめるという自己防衛も大切になっています。

こう書いていくと、ネットは怖いものに思われますが、きちんと安全策を講じて利用すれば、これほど便利なものも他にはありません。
セキュリティー意識を高めて、ネットを楽しみたいものです。
それぞれ詳しく知りたい方は、解説ページにリンクしておきましたので、ご覧下さい。

0 件のコメント: