2011年3月20日日曜日

遺棄と同じ!避難弱者〜病弱患者、高齢者〜

福島第一原発の避難範囲に指定された老人福祉施設や病院で、取り残されていた人達が避難途中や避難先で亡くなるという悲劇が起こるとは!
これは自然災害ではありません。病院関係者の無責任さもあるでしょうが、政府の無計画な対応策で殺されたと言っても過言ではないでしょう。
内閣や危機管理センターの役割が満足出来るレベルで機能していなかった事の証です。

政府と東電が廃炉に躊躇したという初期対応の失敗が、こうした避難弱者を窮地に追い込み、そして当原発で連鎖的に悪化していく事態に命を懸けて対処している社員、関係社員や自衛隊員、消防隊員の仕事を生じさせていると言えます。

首相がいくら「希望」や「連帯」をアピールしても全く効果はなく信頼も生まれないでしょう。
求められている事は明確で具体的、的確な対応策を出し続けることなのですから。

そして自分たちに課せられた責務を「未曾有」という言葉で、「自然」に転嫁してはならないと思います。
政治家、官僚はそれらの事から、国民を最大限守り抜く為に存在しているのでもありますから。

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