2011年3月6日日曜日

Internet上の危機管理意識の一つの指標として〜MS IE6 Countdown サイト開設

MicrosoftがIE6のカウントダウンサイトを開設しています。
何かというと、IE6(Internet Explorer 6=10年前の古いWindows用のブラウザ)の各国シェアが確認出来るサイトです。
コンピュータのアプリケーションソフトは、常に更新が行われる事が通常で、操作性や各種改良とともに、発見された脆弱性を修正しながら更新されています。

当然IE6も、既にIE8にバージョンアップされているのですが、上記のサイトで各国の古いIE6のシェアをみると、なんと日本は開発途上国なみのシェアで、10.3%もあります。中東、アジアを中心にシェアがまだ大きい国が多く、中国ではいまだに34.5%も。ヨーロッパや北、中、南米、オセアニアも既に5%以下です。最も更新が進んでいる所は、ノルウェーとフィンランドで、0.7%と1%を切っています。

コンピュータのOSを含め各種プログラムを常に最新状態に保つようにする事は、様々なリスクからコンピュータを守る為の必須事項なのですが、このカウントダウンサイトを見ると、そうした意識の差や知識の有無が歴然と表示され、この日本のIT知識の後進性がはっきりと認識出来ますね。

これはちょっと恥ずかしい事だと思いますけど、皆さんはどうでしょうか?

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