2011年3月16日水曜日

福島第一原発 建屋など崩壊!!〜チェルノブイリ事故を上回る規模か?〜

公開された写真で、もう言い逃れできない程度に、格納容器自体も破壊が進んでいる事が分かる。確実にスリーマイル島原発事故のレベルを超え、レベル6からチェルノブイリ事故のレベル7へと向かっているようだ。しかもチェルノブイリ原発で事故を起こしたのは一基だけの原子炉だったのに対し、今回の福島第一原発では、6基の原子炉があり、既に4基が破壊されつつある。この事はチェルノブイリ事故を上回る規模になる可能性が大きくなったという事だろう。付近では致死的放射線量が放射されているだろうし、5基全ての原子炉が「Uncontrollable(制御不能)」と言う事ではないか?石棺化が現実味を帯び始めたようだ。

茨城県内で設置されている観測ポストの空間線量率が、昨夜より上昇しているのが分かる。あるポストでは、昨夜1070nGy/h程度だったのが、既に1240nGy/hに上昇している。

Sv/h(シーベルト パー アワー)とGy/h(グレイ パー アワー)の関係はwikiによると以下のようになる。

〜〜〜wikiより引用〜〜〜〜
物質が放射線に照射された時、物質の吸収線量を示す単位がグレイ(記号Gy。定義J/kg)である。ただし、生体(人体)が放射線を受けた場合の影響は、受けた放射線の種類(アルファ線、ガンマ線など)により異なるため、吸収線量値(単位、グレイ)に放射線の種類ごとに定められた放射線荷重係数を乗じて線量当量(シーベルト)を算出する。

Sv=放射線荷重係数×Gy

放射線荷重係数WRは、放射線種によって値が異なり、X線・ガンマ線・ベータ線ではWR=1、陽子線ではWR=5、アルファ線ではWR=20、中性子線ではエネルギーによりWR=5 - 20の値をとる。

なお、SI単位系に切り替わる以前はレム (rem) が使われており、以下のように換算できる。

* 1 Sv = 1000 mSv (ミリシーベルト) = 1,000,000 μSv (マイクロシーベルト) = 100 rem = 100,000 mrem (ミリレム)

[編集] 国際放射線防護委員会の勧告による放射線荷重係数
種類            荷重係数
X線、ガンマ線などの光子1
ベータ線、ミューオンなどの電子 1
中性子10KeV以下 5
中性子10 - 100KeV 10
中性子100 - 2000KeV 20
中性子2000 - 20000KeV 10
中性子20000KeV以上 5
反跳陽子以外の陽子でエネルギーが20000KeV以上の物 5
アルファ線 20
核分裂片 20
重原子核 20

〜〜〜引用終わり〜〜〜

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