2011年3月25日金曜日

原子力発電所の疑問〜現場労働者はどんな人達?〜

今回の福島第一原発の事故を通して、多くの疑問が湧きます。

通常の原発で、一体どんな仕事があるのだろうか?
定期検査では、どれくらい被曝の可能性がある作業があるのだろうか?
休止した原子炉内部に入る作業とかあるのだろうか?
その危険度はどれほど危険なのだろうか?
その作業にあたる人々とは、どんな人達なのだろうか?

通常時、原発内で働く人達は、数千人になるとか。
今回の福島第一原発でも、最小五十数人になる前には、千人単位の人達が働いていたようです。
被曝の可能性があるから、時間単位で交代するから、数千人規模の人達が必要になるでしょう。

その数千にもなる作業員達の原子力に関しての知識とはどれほどのものなのだろうか?
数千にもなる現場作業員達が、専門家同様の知識と技術を持ち合わせているとは、考え難い。
それほど大勢の労働者をどこからリクルートしてきているのだろうか?
協力会社には、そうしたリクルート関係の会社もあるのだろうか?
被曝事故が起きた時、そうした労働者の人達は、どんな対処がされているのだろうか?
企業として、原発の危険性を広く知られたくないだろうし、秘密裏に処理してないのだろうか?
そのような時、規制当局(原子力安全委員会、保安院など)は、暗黙の了解?

大規模建築の現場同様、元請け企業を頂点に、下請け、孫請け、ひ孫受け状態のように、ピラミッド構造になっているのでしょうね。きっと。
施主は指令するだけか…


そして、今回の事故では、

何故、東電は事故初期に自力で対応しようとしたのだろうか?
見られてはまずい何かがあったのだろうか?
協力会社とは、どんな会社なんだろうか?
その協力会社にはどんな種類があるのだろうか?
被爆したと表に出てきている人数は、事実を反映しているのだろうか?
東電は本当に行われている作業の真実を公表しているのだろうか?

つまり、実態、事実を反映した広報がされてるのか?、という事です。
これは商業メディアにも当然言えます。

表に出てくる事柄だけに注目していては、この事故の実態や真実は永遠に分からなくなるでしょうね。

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