2011年5月24日火曜日

東電は事実から目を背け続けたのでは?

「東電が福島第一原発1号機〜3号機の地震後からの状態解析を詳しく行った結果、格納容器まで地震後24時間以内に損傷していた可能性がある事が分かった」と数紙の記事に出ていました。

今更の感がある解析結果発表に思えます。これまでメルトダウンも積極的には認めてこなかった東電です。それぞれの段階で詳しい解析をしていなかったということでしょうか?それも疑わしく思えます。何故なら各段階でも限られたデータとはいえ、解析はコンピュータで行ったはずですし、仮定を置いて解析して実情のデータと突き合わせれば、その段階でも破壊が起きていた事は推測できたはずと思うのです。

東電は現実を直視せず、事実から目を背け続けていたと断ぜざるを得ず、
東電が発表するものに信頼に値するものはないと思わざるを得ません。また、地震による直接的損傷はないという東電の発表もいつ変更されるか分からず、これも疑わしいですね。

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