2011年5月26日木曜日

そして誰もいなくなった〜民主党&その他の政党〜

自民党とは違った新鮮さを纏ってみせていた民主党ですが、それを構成している議員達は旧世代議員を頭に飽きもせず党内抗争に血道をあげる輩がほとんどでした。その頭達も器が小さく、「新しい時代を切り開く」などと言葉では言っていても、その中味は党内をまとめあげて新時代に相応しい国づくりには程遠い輩ばかりでしたね。他の政党にしても、大同小異で期待もなにも出来ません。

大震災と原発事故に関して、SOFT BANKの孫正義氏は、今までの企業経営者の枠を大きく飛び出し、原発が象徴する旧世代的リードの仕方を大きく変えてみせてくれました。ご本人は「政治家になるつもりはない。事業家ですから」と発言していましたが、孫さんこそ、時代を切り開くリーダーシップを示していると私は考えています。直接政界に入らずとも、この国を変えられる方法を事業家として示そうとしているのかも知れません。

政治家が小粒になっている現状なら、孫さんのような事業家が、理路整然と、しかも説得力のある方策を示せば、政治家も聞き捨てる事は出来ないでしょう。何故なら情報を中央集権的に管理する事が不可能になっている今、一般国民も様々な情報を得て、誰が国民の事を考え益をなすか、選択、判断できるようになったからです。国民の支持を集める事が出来る人なら、政治家も寄っていかざるを得なくなるでしょう

今後も孫さんや孫さんに続く新しい人物が出てきてして欲しいものです。それでなければ、この国の有り様はあまりにも絶望的過ぎます。

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