2011年5月5日木曜日

PSN SOE(sony)クラッキングされる

PSN、SOE合わせて一億件を越えるユーザーの個人情報が盗まれるというセキュリティー史上最大規模の流出事件が起きた事で、SONYという企業への信頼度は一気に谷底へ墜ちてしまいそうです。奇しくもこの日本の統治機構の有り様への信頼失墜と時を同じくしている事は皮肉以外の何ものでもありません。かつてSONYブランドは世界で最も信頼に値するものとして通っていたはずですが、草創期のダイナミズムを見失っているようです。破綻したGMなどと同じく巨大化した結果、組織内部に脆弱性があるのかも知れません。

インターネットが既に生活の隅々まで入り込んでいる今、こうしたクラッキング集団からこのような攻撃を受ける事は十分判っていたはずで、「システム上の既知の脆弱性を対処していなかった」など、あってはなりませんし、許されない事です。幸いな事に私はPSNもSOEも利用していませんが、様々な形で個人情報を登録し、サービスを利用している身としては、そうした登録サイトが強固な防御システムになっているのか、心配せざるを得ません。もちろん基本的な事として、ユーザー名やパスワードはどれ一つとして同じものを使っていませんが、今回のように登録サイト自体が破られたら、個人としては対処しようがありません。

各サービス提供企業は、一旦失墜した信頼は、回復できないと考えて十分な対策を講じて欲しいものです。

0 件のコメント: