2011年4月2日土曜日

今回の大津波で学ぶべき教訓

地震後、早い所では30分もしない内に大津波が押し寄せてきています。
海岸沿いで大きな揺れを感じてたら、直ちに標高が高い所、少なくとも30m以上の場所へ急いで避難する事です。
役所から警報が流れたときは、もう遅いかも知れないと考えるべきだと言うことです。
他に頼らず、自分の命は自分で守る以外に手はないと肝に銘じるべきです。
自然の力は、人間の想像を容易に超える事を今回の大地震も示しました。

例えば気仙沼市で流れていた警報は、既に岸壁を越えて街中へ海水が流れ込んだ後も、
「気仙沼市からお知らせします。宮城県沿岸に大津波警報が出されています。非常に高い津波が観測されています。沿岸部の方は直ちに高台などに歩いて避難して下さい。なお余震にも気をつけて下さい。」
もう街中の建物が破壊されていても、同様の警告が流れていました。

この事は津波常襲地帯と言えども、今回の津波の規模がここまで大きいとは行政機関も予想だにしなかったことを示しています。走っても間に合わない早さですから、「歩いて」たら間に合うはずもありません。

津波を見るとか撮影するとか、野次馬根性で海岸部へ行ってみることなど、自殺行為だと知るべきです。
今回の大津波の犠牲者の中にもそういう人がいなかったとは言えません。

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