2011年4月14日木曜日

何故だめ? 基準値以下のサンチュ出荷

旭市産春菊からヨウ素137を検出し、葉物全部を出荷「自粛」したからと言って、「自粛」だから自前で検査して結果が基準以下のサンチュをどうして出荷したら駄目なんだ?生産者としては、ただでさえ風評被害で苦しんでいる最中だから、自主検査をした上で安全を確かめ出荷に踏み切ったのではないのか?生産者にとっては、出荷の有無は死活問題なのだから、尚更だ。
政府のやり方は、まったく理解に苦しむ。

避難範囲や屋内待機の範囲設定にしてもだ。モニタリングもせず、風の流れによって同心円状に拡散するはずもない放射性雲の拡散範囲を画一的に決め、慌ただしく避難民を生じさせ、その後民間団体の範囲外での放射性物質の濃度検出指摘や後手後手のモニタリングで放射性物質の蓄積がある範囲外の地区を「計画的避難地域」などと欺瞞的設定をする事といい、無能のそしりを免れないだろう。そもそも最初から同心円状ではなく、モニタリングをきっちりやって設定すべきものではないのか?あまりにも場当たり的すぎる。真っ当な原子力関係の専門家集団が知恵を出しているのだろうか?役人がする事ではないだろう。

原子力発電を「絶対安全」と言い続けて来た事業者や政府、原発関連団体、学者の方がよほど悪質だろう。はっきり言おう。国の言う事は全く当てにならない。この国では我が身は己で守るしか手はないのだと。

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