2011年4月25日月曜日

裸の王様?

組織作りというのは、どこであれなかなか困難なものです。チームワークとかリーダーシップとか言葉にするのは容易いことですが、人間には感情もあり欲望もあり、必定思惑というのが生じてしまいます。
特に政治世界では権力の座を巡って、言わば血みどろの闘いが繰り返されています。それは陰に陽に四六時中あるわけで、地底深く潜っている時もあれば、表舞台での乱闘として表面化する事もあります。

腹の探り合いが政界の常だからでしょうか、ここ数代の総理大臣はいわゆる「お友達内閣」なる呼称を与えられています。今の官邸の様子もそのようで、「仲良し内閣」と皮肉られる始末だったり、果ては内閣官房参与にも同様の人物を次々に登用しているとか。誰しも耳に痛い諫言を聞くのは辛いものです。四面楚歌であれば尚更そうなるのかも知れませんねw 耳に心地いい事をいう家来を配すること、これを「裸の王様」と普通言うんじゃなかったっけ?中には離反しそうな家来もいそうですけど。

政府のトップでありながら、政府の中に信頼出来る人物を見つけられない、つまり官僚の中にですけど。そういう事で果たして国の運営が上手くいくんでしょうか… はなはだ心もとない限りです。

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